「w」の話。
「w」ってあるじゃないですか。
あれね、語尾とかにつけるやつ。
「(笑)」と意味が一緒のやつ。
いやーあれが苦手だ。
別にいいんだけどさ…別にいいんだけど、なんかアレじゃないですか?
だってなんだかだってだってなんだもんじゃないですか。
綺麗な日本語じゃないと思いませんか?
若者だけじゃなく、いい大人もみんな「w」使ってるもんね。
ちょっと前に某大物コピーライターの人が使っていて、ビックリしたというか少しガッカリした。いや、いいんだけどさ、いいんだけど。だってなんだかだってだってなんだもん。
「w」つけると色々台無しになると思いませんか?
「月が綺麗ですねwwwwwww」
「おもしろきこともなき世をおもしろくwwwww」
「逃げちゃダメだwww逃げちゃダメだwww逃げちゃダメだwww」
ほらほら。なんか残念な感じじゃん。
「敵はwww本能寺にwwwありwwwwちょwww本能寺ってwww」
「千里の道もwwww一歩からwwww千里ってwww何キロだしwww」
ほらほらほら。不穏だよ。
「w」ってニュアンス的には嘲笑とか含み笑いだと思うんだけど、
それをアルファベット一文字で表現、認識、定着させたのはお見事ながら、
嘲笑や含み笑いがあまりいいことではないしなぁ、と思うわけです。
とか言ってやっぱりボクも甲子園の大飛球のように、風の吹くまま気の向くまま、右へ左へふーらふらと流されちゃうタチだからたまに使っちゃうんだけどね。うーんシモカワ困っちゃう(原田宗典風)
日本語って難しい。
そもそも「(笑)」っていう表現もよく考えたら変だよな。
これなんて読むのよ?カッコワライカッコトジ?
ナカグロつけたくなるよ。カッコワライ・カッコトジ、これどこのダメ男爵だよ。
侍女に手を出しまくってそう(笑)
あ、ヤバい無意識で使っちゃったよ、習慣って怖いな。
うーんシモカワ困っちゃう(原田宗典風)
「w」も「(笑)」も変なので、笑い声をそのまま文字起こししたらどうだろうか。
つまり
「そうなんですよね。あはは。」
「そうなんですよね。うふふ。」
「そうなんですよね。ぐへへへへへ。」
というようにその時々のニュアンスに応じて表記を変えるのだ。
これリアリティもあるしいいんじゃないかな。だって「あはは!」って笑う人はいても「カッコワライカッコトジ!」「ダブリューダブリュー!」って笑う人はいないでしょう。もしかしたらいるのかな。いたらヤバいうけるwwwwww
あ、ヤバい無意識で使っちゃったよ、習慣って怖いなぁ。
どうでもいいけど「あはは」と手打ちしてるとこのキャラが頭に浮かびますね。
共感してくれるあなたはきっと昭和の生き残り。
シモカワ